2015年09月13日
20年引き継がれている衣装『美女と野獣』
初演から今年で20周年の劇団四季『美女と野獣』を観てきました。
時代が変わっても、愛され続けるために
時代時代にあった、台詞回しとか、キャラクター作りとか
いろんな工夫をされているのかと思ったら
20年前と台詞回しは一切変えていないという。
「野獣(王子)ビースト」のお茶目な台詞も
20年前から全く変わっていない。
ベラの衣装もずっと同じ。
役者の身体の大きさに合わせてお直しや修繕をしながら
引き継がれているというお話を聞きました。
スワロフスキーを使っていたり、衣装修繕代はベンツを買えるほどとか・・・。
時代を超えて受け入れられる
劇団四季、やっぱりすごいです。
キッチングッズの衣装の楽しさ、ゴージャスさ
そして、みんなのダンスは圧巻でした。
心躍るミュージカル仕立て、心から楽しめました。
個人的には「ミセス・ポット」の役者さんが、暖かい人柄を醸し出していて良かった。
そして堂々とオペラを歌う「タンス婦人」の役者さんは20代ですって。
「野獣ビースト」役は藤枝出身者で、静岡出身者は今回8名出演されていたようです。
地方公演の配役は地元出身者を起用されているんですね。
観劇の興奮冷めやらぬまま、鷹匠の「オステリア・ティアロカⅡ」でお食事。
前菜の盛り合わせ
サンマと焼きナスのテリーヌ
秋~先取り!白ワインにピッタリ。
空豆とカチョエペペのパスタ、生ハム添え
※カチョエペペとは「カチョ」=チーズ、「ペペ」=胡椒のこと
シンプルな味付けのパスタなのに、チーズと空豆が絶妙で美味しかった。
黒豚ロースト
こちらのお店の一番人気、トリッパ2種を頼みましたが写真を撮り忘れました。
グリーンソースのトリッパがあっさりしていて、全く臭みがなくて、美味しかった。
ワインと美味しいお料理で、公演の感想を語りあい、楽しい時間を過ごしました!
美女と野獣は、9月27日が静岡での公演最終日
これが終わると、劇団四季のスタッフ女性との別れが来てしまう。
ワインが好きという共通点がきっかけで知り合って
お食事行ったり、飲みに行ったり。
舞台の成功の裏側にはオフィス系のスタッフの存在が大きいということも
彼女との出会いで、あたらめて知りました。
協賛、コラボ、イベント企画、プロモーションなど
大きな仕事を20代で関われるチャンスがある。
やりたい事が実現できる面白さの一方で
周りの人たちを巻き込む大変さがあったと思う。
いつも笑顔だけど、いろんな事と闘っているんだろうな・・・。
静岡公演も、チケットの売れ行きやお客様の反応が良かったみたいで
公演の成功が実感できて嬉しそうです。
そんな一生懸命仕事をしている彼女との会話は
とっても楽しく、私もパワーをいただけました。
来年10月、名古屋の劇団四季が新しく生まれ変わるらしい。
次なる大きな仕事が、彼女を待っている。
大きなプレッシャーもあるかもしれないけど
また大きな仕事へチャレンジする彼女にエールを送りたい。
そして、名古屋の劇団四季、こけら落としが楽しみです。