2013年10月27日

明日というひと時は二度とない。

日曜日に東京の友人からメールがあり、静岡に来ているからと13年ぶりに食事、
お店は「ル・コントワール・ド・ビオス」さん。

2週間前からお母様の容態が悪く、静岡に帰省していると聞いていたので
「今日は大丈夫なの?」と尋ねると
「日曜日に葬儀を済ませ、もう大丈夫。特にすることもないしね」と。

食事のお誘いをいただいた日が葬儀だったのか・・・。
瞬間、私が動揺し、オーダーをするのを後回しにし
いろいろ尋ねたいところだったが
彼女は穏やかな笑顔で淡々としていました。

お母様の死を受け入れる心の準備はできていたとのこと。
彼女は、この8月から専業主婦にピリオドをうち
新しい人生に踏み出したが、不安だらけの状態だったけど
お母様の看病を通して、自分がやりたい分野が見つかったという。
一歩踏み出す勇気が出たという。

身内の死が、自分の人生の背中を押す。
私も11年前、父親が他界した時にまさにそうだったな。
悲しいというより、明日という日はあるかどうかわからない。
今のままでずるずる~と迷っていたら絶対後悔する!
そんな思いに突き動かされ、何の迷いなく決断できた。

明るく「死」について考える今週の前半だったのですが
水曜夜中、親しくしている女子大生Mちゃんのお母様の訃報が入ってきた。
昨日、葬儀に参列。
50歳か、私よりも若い。
一人っ子のMちゃんが心配だったけど
項垂れているお父様を支えて気丈に振舞っている。
いつもより、ひと回り大きく、逞しく、そして凛としている姿が素敵だった。

葬儀を執り行ったお坊さんの言葉
「明日というひと時は、その時しかない。
今日の葬儀が終わったら、明日新しい時がやってくる。
そのひと時は、その時しかない」

私も、明日から、今日という日を大事に生きよう♪



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Posted by 働く女子大学 校長 at 01:02│Comments(0)校長のつぶやき
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