2020年03月07日

映画「Fukushima50」

日本を守ってくれてありがとう
最初から涙が止まりませんでした。

こんなに泣いたのは久しぶり

9年前の2011年3月11日がフラッシュバックしてきました。

地震があった時、あまりの揺れ方がすごくて
こんにゃくビルと言われたほど大きく、くねった静岡駅前のオフィスビル
14階のオフィスでひとりだったので
かつてない揺れに動揺したけど、それは序奏だった
まさかこんな大きな大参事になるとは予想だにしなかった

大切な人が福島第一原発で勤務していた
テレビで映像が流れるたびに安否が心配で
津波と原発の煙の映像がニュースで流れるたび吐き気がした
それまで一人飲みをしたことがなかったのに
家に帰るのが怖くて飲み疲れて寝るという日々を
一週間か10日ほど続けてしまった。

私は何をしているんだ!と奮いださせてくれたのは
家族や家を失った東北の人達や東電の友人の頑張っている姿でした。

映画では
建屋に残された社員が、メルトダウンにならないよう
必死で作業してくれていたこと
指揮をとっていた吉田所長と本店や官邸とのやり取りで怒りをあらわに戦うも
政治力に屈しなくてはならなかったこと
なぜ50人が残されたのか、残された50人はどんな様子だったのか
描写がリアルで泣かずにはいられなかった

原作、門田隆将著の『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』
ノンフィクションとはいうものの、どこまで真実を描いているかわかりません。
国の機関も消防団も逃げていったという話も聞いています。
でも、日本を守ろうして命をかけて闘ってくれた人達がいたことは真実です。

最後のシーンが良かったな…
私も友人のアテンドで福島原発の見学しました。
原発は環境に優しいエネルギーだよと
大きな仕事に携わっていることを
誇らしく語っていた友人のことを思い出しました。


私は、この震災がなければ、起業していなかったと思います。
気仙沼にボランティアに行って
災害の様子を目の当たりにしたら
どう生きるかについて、本気で考えさせられました。

今のままぬくぬくと過ごしていて
本当に悔いのない人生だったと言えるのか

明日事故に遭うかもしれない
先延ばしにするのはやめよう、と。

そして、今、新型コロナ感染拡大で世界中が
おかしなことになっているけど
自分に喝を入れなさいというお告げなのかもしれない。

いろんな事が自粛になってますが
このままでは日本経済、本当にまずいと思う。
粛々とやるべきことはやる
どうやったら安心安全に開催できるかを考える

3.11をきっかけに、あらためて
私たちにできることは何か…
自分に喝!

追伸
東京オリンピックは復興五輪と名付けられ
聖火リレーは福島から出発します。

だから
新型コロナでオリンピック開催が危ぶまれていますが
何がなんでも開催して欲しいです。



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Posted by 働く女子大学 校長 at 17:59│Comments(0)校長のつぶやき
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