2014年10月12日
湯河原一軒家レストラン
竹藪の中の一軒家フレンチレストラン「エルルカンビス」
この素敵なレストランに行くためだけにわざわざ湯河原へ。
ランチまで少し時間があったので、湯河原駅近くを散策
城山・土肥城主だった土肥一族の墓所がある城願寺
頼朝七騎の木彫りを安置する七騎堂も素敵でした。
片岡知恵蔵のお墓があるよ、と観光に来ていたおばさんが教えてくれたので
お墓地に行ってみると、これまた凄い立派なお墓ばかり。
由緒正しい方々が眠っていらっしゃるのでしょうね。
そして圧巻だったのが、国指定天然記念物の推定樹齢約800年のビャクシンの大木。
ねじれがこの大木の強さを感じました。
ゆったりと相模湾と真鶴半島の景色を眺め、エルルカンビスへ向かうため駅へ戻りタクシー。
レストラン名を伝えるとすぐにわかってくれてホッとしました。
「湯河原のタクシー運転手さんはみんな知っているお店なんですね」と運転手さんに話しかけると
「有名なお店なので知ってます。私も食べに行ったことあります。美味しいお店ですよ」
そしてその後に「美味しいかどうかって、誰と食べるかによっても随分変わりますが・・・」と笑いながら話しかけてきた。
確かに誰と食べるか、とても重要なキーワード。
会話のセンスが素敵だったので
「運転手さんが美味しかったということは、素敵な方と行かれたんですね」と私も切り返す。
「お客さん、上手いこと質問してきますね(笑)、でも残念ながら女房なんです。
スリルとか刺激がないので味わってみたいですね。まあ、女房にあるのは安定感だけです(笑)」
「はい、安定感充分素敵です!」
転勤族で全国の温泉地200ヵ所を巡ってみたけど、生まれ育った湯河原のお湯が一番だと思うこと
中間管理職をやっていて転職活動したけど、なかなか思ったようなところに就職できずタクシー運転手に
タクシー運転手は楽しい仕事、今までの中で一番楽な仕事だとおっしゃっていた。
ほんの7-8分ほどの乗車でしたが、湯河原のおススメ宿も教えてくれて
彼の人生観や志向性もわかり、とても心地よい時間でした。
そしてワクワク感を感じる「エルルカンビス」へ到着。
まずはアミューズ
一の前菜 鯖に梨、ミョウガソースと果物のソース
アボカドのフリットを添えて
二の前菜 温泉卵にコンソメジュレと鶏ガラの冷製ソース
スープ インカの目覚め じゃがいものスープ
メイン カレイのポアレ ゴボウのソース
デザート 金時豆のスフレグラッセとほうじ茶のスポンジ アイスどら焼き仕立て
デザート ブラジルプリン
コーヒー
木漏れ日のランチ3500円(税別・サービス税別)のコースをいただきました。
シェリー酒、白ワインをいただき、美味しいお食事とゆったりとした時間。
至福の時間を過ごすことができました。
しあわせ!