2019年07月17日
休暇を取る価値あり「京都祇園祭」
京ごふく宮下さんが毎年企画している京都祇園祭を楽しむ会
1泊2日 旅館畑中さんに宿泊
一力亭さんで舞妓さん、芸子さんと京の大人の遊びを堪能
二日目は山鉾巡行の見学、そして夕方からの神輿の見学
長刀鉾は毎年トップバッター
それ以外は、くじ引きで順番が決まります。
長刀鉾には、お化粧をした男の子
お稚児さんが大人の肩に担がれて
鉾の上に乗ります。

今年のお稚児さんに選ばれたのは中西望海くん
長刀鉾以外の山鉾は、お人形のお稚児さんが乗ってます
鉾にもいろんな形があります。

長刀鉾には大人が50人くらい乗っていて
この重たい山鉾を引っ張るのも容易じゃない
ガラガラ、キシキシという車輪の音が語ってるようでした。
交差点を曲がる時には、大きな縄を引っ張る男たちが
息を合わせて鉾を回す
三回で90度に回せるのが美しい回し方だそうです。
山鉾巡行を見学したあとは、イタリアンランチ


朝食抜き、腹ペコだったので
昼飲みワインが染み入ります。
このあとは長刀鉾の解体を見学
夜までかかりそうな感じでした。
暑い中、16時から八阪神社にめお神輿が出るのを待機
16時45分頃から、八阪神社の神輿のスタート


ほいっと、ほいっと
の掛け声で、ゆったりと進む神輿
八阪神社が祇園祭りの主催者であることを
初めて知りました!
煌びやかな鉾の化粧を目で見て
鉾の車輪の音を耳で聴いて
夕立の後の土臭さの匂いを鼻で嗅いで
熱気を肌で感じて
現地に足を運ぶことの意味をあらためて実感しました。
お土産に購入した厄除け粽(ちまき)

長刀鉾の粽(ちまき)に添えられている「蘇民将来乃子孫也」のお符は八坂神社さんのお符
●以下解説文
昔、蘇民という男の家に、旅人に身をやつした牛頭天王が訪ねてきて、一夜の宿を求めました。蘇民は貧乏でしたが、それでも手厚くもてなします。牛頭天王はその心遣いに大変喜んで、そのお礼に「今後お前の子孫は末代まで私が護ってやろう。目印に腰に茅の輪をつけていなさい」言い残して去っていきました。
そのお陰で後に疫病が流行った際も、蘇民の一族は 生き残り繁栄した…ということです。
このときの護符になった茅の輪は「茅」を束ねて「巻」いたものです。
そこで「茅巻(ちまき)」と呼ばれるようになり、それを同じ発音の「粽(ちまき)」と音を担いで
現在のような束状の粽が厄除けのお守りとして作られるようになりました。
この粽を玄関入り口に吊るして厄除け祈願するならわしがあります。