2018年03月05日

エアコン消し忘れ事件


成人発達理論による能力の成長について書かれた加藤洋平先生の著書

ハーバード大学教育学大学院教授ロバート・キーガン
「なぜ人と組織は変われないのか―ハーバード流 自己変革の理論と実践」
の理論をわかりやすく書かれたものです。

読み進めていくうちに、最近、私自身思い当たる事件があった。

書類を取りにオフィスに立ち寄った、夜9時の出来事。
電気の消えている事務所の中に入ったら
がんがん暖房が効いていました。
エアコンを消し忘れてスタッフが帰ってしまったようです。

その日は、フルタイムのスタッフがお休み
時短スタッフが最後にオフィスの鍵を閉めていったので
最後に帰ることに慣れていないスタッフだから
そういう事もあります。
私もうっかりミスはよくありますし。

消し忘れていたことを伝えると
驚きな事実が・・・

私がオフィスに戻ってきた時に寒くないよう
あえてつけっぱなしにしておいた
私への思いやり事件だった(笑)


先入観で話を進めるとボタンの掛け違いがおきる
わかっていたのに、こんな身近なことで
気づかされる事件がおきるとは

常識的に考えればエアコン消すでしょ、ではなく
相手がどんな価値観でその行動をしたのか
その視点から会話を始めないと
多様性な価値観に寄り添えないな、と勉強になりました。


「なぜ部下とうまくいかないのか」

「なぜ人と組織は変われないのか」

上司が部下にどう対応したら変われるのか。
本当にわかりやすく書かれています。

  


Posted by 働く女子大学 校長 at 18:49Comments(0)校長のつぶやきおススメ本