2018年04月10日

殻を破る@経営者からのメッセージ

今日は、日本粉体工業技術協会主催の講演会で
「経営戦略としての働き方改革とダイバーシティ経営」というテーマで
会員企業の経営者様を前に、僭越ながら、講演をいたしました。

女性が管理職になりたがらない、と嘆く経営者が多いのですが
変わらなければならないのは女性の意識ではなく

男性の働き方を変えることと
経営者と中間管理職の意識を変えること

驚くべき調査結果のデータが出てきました。
日本生産性本部が毎年行っている新入社員の意識調査

「子どもが生まれたら育休取得したいですか」という質問に
女性は98.2%
そして、男性は79.5%
働き方改革は、女性活躍という問題ですまなくなってきている

コンサルで訪問した企業の社長にそのお話をしたら
社員に今年の方針「殻を破る」というメッセージを伝えたが
「殻を破らなくてはならないのは私だ」
とおっしゃっていて、ドキッとした。

私自身にも心当たることがあったからです。
「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」って誰でもあるのかも。
私も殻を破らなければ・・・。

日曜日のザワザワした気持になってしまった出来事も
思い込みを捨てて、私が大きい器で
相手を受け止めていれば良かったのだと
いろんな意味で内省するきっかけをいただきました。

それにしても、今日も引き寄せパワーを発揮しました。

会場の東京パレスホテルから東京駅へ向かい
11号車に乗ろうとしたら、講演会に参加されていたS浦様とバッタリ

新幹線チケットをお互い見せ合うと、なんと偶然にもお隣の席で
照れくささもありながら、ハイボールとビールで乾杯!
有意義な時間となりました。

講演会では、お隣の席の方が、静岡高校OBで野球部応援団でお話が盛り上がり
懇親会では、ご実家が吉原商店街で電機屋さんを営んでいたという
同じ高校出身の大学の教授とも名刺交換させていただき

わたしみたいな人を「磁石系」というらしいです。


  


Posted by 働く女子大学 校長 at 22:18Comments(0)女性活躍・ダイバーシティ・働き方改革