2013年04月12日

稲オタクが考えた面白すぎる農法!


藤枝のお米農家、松下さんの本『ロジカルな田んぼ』(著:松下明弘、日本経済新聞出版社)が
先日、アンコメ(安東米店)の長坂さんのfacebookで紹介されていたので
玄米・日本酒好きの私としては、読まないわけにはいかない、ということで早速購入。

その本の帯が「稲オタクが考えた面白すぎる農法!」

栽培に難しいと言われる酒米の「山田錦」の有機無農薬栽培に成功し
今ではおなじみになった、玄米で炊いて美味しい、あの巨大胚芽米「カミアカリ」を開発した松下さん。
農林水産省から品種登録を受けるのは「カミアカリ」が静岡では初らしいです。

海外青年協力隊に行ったアフリカでの体験
日本での常識が、他国では非常識
今までの価値観が一気に変わったこと。

普通はそこで終わってしまいそうですが
理想の農業の姿の実現に向けて行動していく。

有機・無農薬のお米づくりをしたい!
この想いがぶれずに突き進んでいく。
実現させるのってものすごく大変だったと思いますが
一斗缶で実験し、試行錯誤しながら
確かな手ごたえをつかんでいく過程。

今まで誰もやっていないことをやっていくって、こういう事なんだ!と
農業以外の分野でも、参考になるお話ばかりです。

「喜久酔」の青島酒造の社長との出会い
アンコメの長坂さんとの出会い
強力なサポータが現われ、今の「喜久酔」「カミアカリ」に至るまでの下りは
もっとページ数割いてほしいくらい!
もっともっと深く知りたいと思いました。

生産者の想いを知ると、ご飯&日本酒が更に美味しくなりますね(*^_^*)

夢を持つ。熱い想いが人を動かす。
感動する1冊です。
夢を抱かなくなっている高校生・大学生に読んでもらいたいな。

明日のうるおいプラスの「ドリームマップ講座」に参加される女子たちは
どんな夢を持って参加されるのかな・・・。
迷いがあったり、夢が持てずモヤモヤしているからこそ受講される方が多いので
彼女たちにも、松下さんの本をご紹介しなきゃemoji08
明日が楽しみです!
  


Posted by 働く女子大学 校長 at 22:14Comments(0)おススメ本