2015年05月04日

日本人の技術の結晶


岩国の錦帯橋

5連の構造は世界的にも珍しいと言われています。

宮島に行ったなら、ここに絶対寄った方がよいという知人の教えで
雨の中、岩国駅へ。
駅前のバス停に行くと長蛇の列。
みんな錦帯橋へ行く人たち。

路線バスは来たものの、並んでいる人の2/3しか乗れず
臨時バスが出るわけでもなく、次の路線バスは30分後。
みんなこのバスに乗りたい気持ちは一緒、
でも乗れないものは乗れない、仕方ないなと思っていたら
目の前のおばさまたち4名のうち2名が
ぎゅうぎゅう詰めのバスに乗り込み、あとの2名を呼びこむ。
どうみても2名だけでもドアが閉まらないのに・・・。
「後ろのほう、もっと詰めてよ~」と言っている
自分の事しか考えない、心無い方々を見て
ドリマ先生たちの世界は別物だったな~と
娑婆の世界に戻ってみて、あらためて実感しました。

ちょっと嫌な思いをしながらも錦帯橋についたら
そんな思いも吹っ飛びました。

流されない橋を作りたいと、独創的なアーチ構造を生み出して
木材も6種類を場所に応じて使用
場所によっては200年以上の年数を重ねたものを使用しているようです。

日本人の技術の高度さは素晴らしい!
その一言につきます。

雨で転んで、バックが泥だらけ、iphoneに傷がつく。
ついてないな~と思いながら帰りのバス停へ
ここでも長蛇の列
またもや乗り切れない人で溢れかえってました。
錦帯橋がここまで人気とは、驚きました。

そしてもっと驚いたのが
岩国駅に着いたら改札を入場制限していました。
岩国ってそんなに観光客で溢れかえるところなの?

あとから調べたら、5月3日は岩国航空ショーのイベントの日だった。
この岩国駅でも魑魅魍魎。
みんな急いでいるけど、仕方ないじゃないですか、譲り合いましょう!と
声を大にして言いたかったけど、それができない自分にちょっと反省。

宮島・大聖院の研修のおまけの岩国
神様に私を試されているような
いろんな事を感じる岩国ショートトリップでした。

■岩国市ホームページ
http://kintaikyo.iwakuni-city.net/  
タグ :岩国錦帯橋


Posted by 働く女子大学 校長 at 23:50Comments(0)校長のつぶやきドリームマップ

2015年05月04日

ダライ・ラマ法王が宿泊したお寺で研修合宿in宮島③


ドリームマップ講師養成講座の3日目、早朝5時起床。
登山入り口の鳥居から弥山(みせん)頂上を目指して、ドリマ先生20名と5時半出発。


川のせせらぎと鳥の鳴き声のBGMが気持ち良かったです。


登山の途中で「1200年消えずの零火」
弥山本堂の横にある霊火堂の中にある大茶釜
弘法大師空海がお寺を開いた時に使われた火で
このお釜の霊水を飲むと万病に効くらしい。
残念ながらこの時は蓋が閉まっていて飲めませんでしたが・・・。



1時間かけてようやく到着!
山頂は丸い大きな石が積み重なっていて、芸術作品のオブジェのようでした。



海と島々、朝日、まるで雲の上にいるような
あの世に到着したような
スピリチャルな山頂でした。

8時から私たちのために説法をしてくれる予定ということで
急いで下山。

副住職さんのお経と説法は、芸能ネタもちょいちょい入れてくれて
日常をどう過ごすか、どう生きるかを簡単にわかりやすく教えてくれて
もっとお話したかったです。

3日目はダライラマのDVDを見たあと、引き続きドリマ先生の勉強会。
私は午後に立ち寄りたいところがあったので
あなご弁当を食べて、研修終了!


初めて会った方ばかりなのに、みんなに暖かく見送られて・・・
本当に全てが感動、全てが素晴らしいと思える
こころが広く、大きくなれた3日間でしたicon12






  


Posted by 働く女子大学 校長 at 23:28Comments(0)校長のつぶやきドリームマップ

2015年05月04日

ダライ・ラマ法王が宿泊したお寺で研修合宿in宮島②


2日目は起床後、お寺のお掃除を終え法要から始まりました。
願い事を書いた護摩木を座主(住職)が一つ一つ読み上げて護摩炊き。

お経を唱えた後、座主がお寺をご案内していただきました。

戒壇めぐり

本堂地下は真っ暗闇=真(まこと)の闇で、この暗黒の世界を静かに進みゆくことにより
これまでの自分自身を省みて、積み重ねた罪障を取り除くための場所。
一周まわって出口から地上へあがると浄化される、というので入ってみました。

人は先が見えないと、途端に不安になり
明るいところで先が見えると、とたんに安心する。
観音菩薩が真正面にいてそこだけが光りが灯されていました。
そして、また暗闇が始まる。
前に歩いている人がもうすぐ出口だと教えてくれて
とたんに安心できる。
たかだか数分なのに・・・気持ちの浮き沈みを体感。
お寺は自分に向き合い、人生を考えるように
上手くできているものなんですね。


ダライ・ラマ法王がいらした時に制作したチベット砂曼荼羅
立体的で色鮮やか、細かい柄が精工に描かれています。
制作過程がHPに載っていますが
14日間かけて細かい作業を繰り返して作り上げてます。

見どころ満載で、かわいいお地蔵さんもあちこちにいて
エンターテイメント性に富んだ寺院です。


朝食班が作ってくれた広島菜のおむすびとお味噌汁
大人数で食べる朝食も何年ぶりでしょうか、美味しかった。

2日目の研修の前に村山幸徳先生のDVDを観て仏教の思想を学ぶ。
今まで仏教の思想など、興味を持たなかったけど
幸せになるための原点をあらためて知る機会になりました。

「身口意(しんくい)の3行」
心(意)のうちにあることを言葉(口)や行動(身)にできるのは5万分の1
普段、問題の処理ばかり考えていませんか?
日頃からどれだけ広く深く大きいことを考えていると
結晶のような、相手が気持ちよくなるような一言が出てくる。

「三味」「三学」
(習慣になっていることではなく)意識してこれをやろう!と決めたこと
それを続けられない人はだめ。
心の中の知恵に近づくためには、決めた事を続けること。

「空」
私は救われているという感じ。
いつも私は見守られている、時空を超えた大きなものに守られているから
大丈夫だよ、という感覚。

日本人はみんな今不機嫌。
楽しい、嬉しい、ありがたい、がなくなっている。

そうかもしれないな・・・と。
闇を光に変える力を身につける
ドリームマップはその力になるのだと思う。

誰と出会えたか(メンター)、誰と共に過ごしたか(仲間)
自分の夢を叶えるためにはこの2つが大事。

自分にとってプラス+相手にとってプラス+周囲全員にとってプラス
ドリームマップの4つの視点が仏教の教えの中にありました。

闇を光に変えるためには、夢・夢・夢だけでなく
負のことやマイナスの自己開示が大事じゃないかな・・・。
そんなことを考えた2日目でした。


ランチはお寺近くの紅葉公演で宮島のパン屋さん「おひさまパン工房」の
はちみつトースト・スコーン・ハムチーズサンドをいただく。
そして茶屋のアイス抹茶と紅葉饅頭つき!


景色も素晴らしい紅葉公園でした。
緑色のもみじもいいですね。


夕方は散策、五重の塔


夕陽の厳島神社


2日目の夜はおでんで宴会
今夜も広島の地酒♪

異様な盛り上がりの宴会
どちらかというとノリノリの宴会は苦手なのですが
神様の前では全てをさらけ出してもOKという不思議な力が働いた
ザ・合宿でした。

後ろ髪ひかれながら、翌朝5時半からの弥山登山に備え
早めの就寝、2日目の夜でした。


■チベット砂曼荼羅の制作過程と完成法要の様子
H21年 無量寿如来の曼陀羅
http://www.galilei.ne.jp/daisyoin/

■おひさまパン工房
http://miyajima-pan.com/  


Posted by 働く女子大学 校長 at 23:23Comments(0)校長のつぶやきドリームマップ

2015年05月04日

ダライ・ラマ法王が宿泊したお寺で研修合宿in宮島①



厳島神社の出口から徒歩5分のところにあるお寺「大聖院(だいしょういん)」
宮島といえば厳島神社ですが、この大聖院も、弘法大師「空海」によって開かれたようです。

平家一門をはじめ、足利将軍家、豊臣秀吉、伊藤博文など歴史の権力者から厚く信仰されてきたと言われ
明治天皇も、そしてチベットのダライ・ラマ法王もお泊りになった由緒ある寺院でした。


本堂への階段には摩尼車(マニ車)が手すりにつけてあって
手でコロコロしながら登れば、マニ車に書いてあるお経を唱えたと同じ効果がある、らしいです。
厳島神社に行ったら、ここもセットで絶対行くべきパワースポットでした。

宿泊施設ではないのですが、広島のドリマ先生の田岡美江さんが交渉してくださって
ドリマ先生養成講座での使用をご快諾いただきました。

ダライ・ラマ法王がお泊りになったお部屋に全国から来たドリマ先生30名が参加の養成講座。
本来は新しくドリマ先生になるための講座なのですが
再受講は何回受けても無料、そしてドリマ先生は永久ライセンス。
懐の大きい仕組みを作った秋田稲美さん、すごいです。

ダライ・ラマ法王が「初対面でも身内」のように接するとインタビューで答えてましたが
広島の田岡さんがまさにそういう接し方をされる女性
広島弁も親しみがあっていいなあ。
だからこそかな、初めましての方が殆どだったのにすぐに溶け合う場となりました。

講師でもあり、ドリームマップ考案者の秋田さんが作り出す心落ち着く空間で
ドリマ先生としての原点を学びました。

苦しみや辛さを感じないふりをしている人
優等生を演じている人
弱音を吐けない人
競争社会の中で走り続けている人
人との比較ばかりで自分を認められずにいる人
存在意義を感じられないでいる人

みんな少なからずこういう時があって
そしてそこから脱出できる時がある
自分らしくいていいんだと思えるようになる。

でも自然とそういう時が来るわけではなく
あがいたり、もがいたり、凹んだり
そんな時に誰かの助けを借りて、脱出できる
思い返すと、私もそうでした。

だから今度は私が恩返しをする番
直接恩返しができないので恩送りをしたい。

夢を持つのは誰でもできる
いつからでもOKだよ
準備できてから、じゃなくて
今の自分からのスタートでいいんだよ

その人が望む方向に向かう手助けがドリームマップなんだと
あらためて実感しました。

私が初めてドリームマップを作った2012年11月
その時、隣の席にいた中学校の先生のドリームマップは
和太鼓が叩ける家を建てる事。

その先生が秋田さんに送ってきた自作DVDは感動的でした。
中1の生徒に自分のドリームマップを見せたのが2年前
その生徒がこの3月に卒業していきました。
「卒業式で和太鼓を叩く」をドリームマップに描いていたんです。
そのために筋トレを欠かさず、2年前のぽっちゃり姿とは別人。
筋骨隆々な背中で太鼓をたたく姿はカッコ良かった。

そして最後のメッセージ
「先生も夢を叶えた。今度は先生からみんなにバトンを渡す!」

観終わった時、思わずDVDの先生へ拍手喝采してました。
夢を描く、信じる、伝える力。

まだまだドリームマップについての良さをみんなに伝えきれていないな~と
全国のドリマ先生のお話もとても参考になり
あらためてドリームマップとは・・・を勉強した1日目。


夕食後の宴会では、全国からのお土産をつまみに弥山(みせん)吟醸酒で「はんにゃとー!」
お寺でお酒はNGのところもありますが
「般若湯(はんにゃとう)」と言って飲めば許されるとのこと。


秋田さんがお話してくれた「苦集滅道」の書がたまたまお部屋に飾ってありました。
導かれてこのお寺で学んでいるのかな。

大きなユリも素敵でした。

そして写経部屋にお布団16枚敷いて就寝。
合宿は大学生以来~。


■大聖院
http://www.galilei.ne.jp/daisyoin/

■ドリームマップとは
http://www.dream-map.info/subcontents/dreammapis.html  


Posted by 働く女子大学 校長 at 22:14Comments(0)校長のつぶやきドリームマップ