2016年11月20日

シャクジ能@富士の山ビエンナーレ


真っ暗闇の富士宮の山の中の神社で
星空の下、300人の方が「シャクジ能」の舞台に魅せられました。




演目は「土蜘蛛」

倭文(シドリ)神社は織物・製紙の神が祀られているらしい

和紙の糸を蜘蛛の糸として放ち舞うたびに
歓声があがりました。

そして、シャクジ能とは「いけばな」と「能楽」の世界を融合した新しい形

自然と藝能が古来よりもっていた力を
もう一度呼び戻す試みだそうです。


雅楽にのせて生けるパフォーマンスは
静岡出身の華道家 辻雄貴さん。
野山に生える名もない木々を都会の空間芸術へ
自然と都会を繋ぐエコロジーなアート
「循環型生け花」として
注目されている華道家です。

能の知識もなく参加したのですが
やっぱり予習は必要だったかな。
隣にいた友達に解説してもらわなかったら
ストーリーはチンプンカンプン。

今回の駿河シャクジ能は「するがのくに芸術祭 富士の山ビエンナーレ」の催しの一つ

席の作り方や照明、お客様の誘導など
気になるところは多々あったものの
すべて地元の方々のボランティアで運営していると思うと
充分すぎるおもてなしでした。

日曜夜。
ゆったりした暗闇と星空に感謝。

富士の山ビエンナーレ
アートイベントも11月27日まで開催中です。
http://fujinoyama-biennale.com/  


Posted by 働く女子大学 校長 at 22:23Comments(0)校長のつぶやき子どもたちのドリームマップ