2013年08月04日
働き女子、自分と闘ってます。
昼間は大きな窓から常磐公園の緑が見えるイタリアン『Via del Borgo(ヴィア・デル・ボルゴ)』さん。
http://www.viadelborgo.jp/cuisine.html
常磐公園は、ちょっと距離があるので、足が遠のいてましたが
就職支援財団の支援塾生OG、社会人女子とデートしました。
写真は前菜5品。これだででもかなりお腹いっぱい。
先週に引き続き、今日も就職支援財団のOGと会う。
最近、なぜか、今までご無沙汰だった学生や社会人が、逢いに来てくれる。
そういうタイミングなのかな。
接客業の理不尽なクレーム。
上司の倫理観が許せないと思う。
すごい仕事ができる店長がいると、私には無理って思う。
生々しい日常、悔しいこと、不甲斐なさ、シンドイことの繰り返し。
そう思うと、仕事って大変ですね。
自分に自信を失う、将来の姿が見えなくなる。
みんな色々迷って、悩んで、最終的には自分で納得して決断していく。
その過程が大事なんだと思う。
後輩やアルバイトを守ったことで信頼感が生まれた瞬間とか
当たり前の事をしているのに、お客様にありがとうと言われるのが嬉しかったとか。
そんな話をしてくれました。
大変な経験があるからこそ、感謝できる、感動できるのですね。
私は、美味しい料理とワインを飲みながら、
すごい経験していたね。辛かったね。すごい成長したね。とか
ただ話を聞くだけ。
こうやって相談にのっているようだけど
実は、私自身、仕事の原点に立ち戻ることができのだと思う。
就職支援財団って、いい組織に関わっていたことに感謝です。
私が、るるキャリアを立ち上げた原点が、今日の女子のような人を支援したかったから。
そうそう、今日のJOBコンでも、学生から質問されて
自分の事が整理できた1日でした。
学生から、いろんな質問を突き付けられるたびに、どんな言葉が適しているのか考える。
うまく伝わったか、いつも、一人反省会です

2013年08月04日
おしごと塾「工芸デザイナーが米屋に」

タリーズの学生のためのおしごと塾Vol.13は、安東米店(アンコメ)の3代目の長坂潔暁さん。
おしごと塾は、前店長の増田久美さんが1年前の3月にスタートし
毎月、社会人に登場していただき、人生の先輩のお話しを聞きながら
学生が将来のこと、未来の自分を見つけるための講座。
久美さんが東京に転勤になってしまい、「しごと塾」は5月からお休みしていましたが
タリーズのフェロースタッフが、学生のためにも、自分たちスタッフの勉強のためにも再開したい!
ということで、再開1回目(第13回目)からは、私が社会人を紹介していくことになりました。
仕事がライフワークなのかわからないような、仕事を楽しんでいる人がいいな・・・
と考えていた時に、すぐに「アンコメさん!」が浮かびました。
アンコメさんは、武蔵野美術大で木工工芸デザインを学んだものの
テーブル、イスの画一化されたものに疑問を持ち始めた。
社会人になったものの、仕事への疑問は常にあり、
そんな頃、実家のお米屋さんの仕事って「稲⇒米⇒飯」の仕事をデザインできる!って
その事に気づき米屋を継ぐことを決断。
お米を売るのに、稲の事を知らない。
お米を売るのに、ご飯の炊き方を知らない。
全体をわかって仕事をしたい。
「田んぼからお茶碗まで」
このキャッチコピーがまさにその時の想いが詰まっています。
アンコメさんの場合、単に知識を入れるだけでなく
そこの場に身を置く、とことん学ぶ。
稲作生産者との会を紹介してくれた平野斗紀子さんとの出会い
巨大胚芽米カミアカリを発見した松下明弘さんとの出会い

一生懸命な人は、周りの人が手助けしたくなる。
だったら、こんな人いるよって紹介したくなる。
人との出会いによって道が拓かれるんですね。
「カミアカリ」というブランド米を作るまでのプロジェクトのお話では
「夢を持ちたい」「男のロマン」という言葉から、男同士の愛を感じました。
仕事を通してこんな関係が築けるって、ホント素敵です。
このあたりの詳しい話は松下さんの著書「ロジカルな田んぼ」に詳しく書かれています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4532261961/chickensoupwi-22/
稲オタクの松下さんにも「おしごと塾」に登場してもらいたいです。
アンコメさんは、既成の発想をはるかに超える
常に新しいことにチャレンジしている。
先月は、何とフランスの能フェスティバルでも「スイハニング」をやってきたそうです。
これも人との出会いから。
アンコメさんの言葉を借りると「ホラを吹く」(=夢を描く・伝える)
といずれ叶う、とおっしゃってました。
学生たちに、どんな風に感じてもらえたのかな。
型にはまらず、素敵な大人になってほしいです。