2014年03月01日
シャガール展

シャガール展、ようやく行けた。
パリのオペラ座の天井の絵を描いたのが76歳!!
70代になってからの作品、モニュメントの方が
若い時の作品よりも、勢いや夢・希望を感じる作品が多い気がする。
きっと情熱的な恋愛をしてきたんだろうな・・・
どんな女性が彼を支えていたのかな・・・
とってもとっても気になって
「もっと知りたいシャガール」(木島俊介著)を買ってしまいました。
運命の女性ベラとの出会ったのは22歳
裕福な宝石商の娘ベラは、シャガールの恋人の友人?!
家柄の格差で結婚に強い反対がありながらも
27歳の時にベラに再会するために帰郷し
戦争中の中、ようやく結婚。
「彼女の沈黙は私のものだ。彼女の眼は私のものだ。
まるで彼女は私をずっと以前から知っているようだった。
私の少年時代モ、現在の私も、私の将来も」
“魂で結ばれた宿命の恋人”とこの本に書かれていました。
で、精力的な晩年の作品は…と読み進んでいくと
65歳の時に45歳のロシア出身のヴァランティーナ(通称ヴァヴァ)と再婚
愛に満ち溢れた作品が多い理由はこのあたりにあるのかな。
このヴァヴァが煩わしい仕事から解き放つ役割をしてくれて
開放的で、自由で、のびやかな作品が増えていったようです。
亡くなる98歳まで現役だったシャガールを巡る旅
パリ、メッス、ニースに行きたいな。
シャガール展のプロモーションムービーや
シャガールを巡る旅のHPの作りも、素晴らしいです。
http://m-chagall.com/

美術館のショップで本を購入するのにずっと迷って買わなかった本。
「シャガール わたしが画家になったわけ」
文字量が結構多い絵本なので、大人が読んでも面白く読めます。
まるで本人が書いたかのような、シャガール目線で人生を書いた絵本。
ビンバ・ランドマンというイタリアの絵本作家、有名な方のようです。
翻訳を担当しているのは、慶應義塾大学文学部の白崎容子教授。
やっぱり気になる。
3月末までなので、もう一度行こうかな。
きっと絵本も買っちゃうんだろうな・・・。