2015年07月22日

育休復帰の「こち女」記者と対談


静岡新聞の毎週金曜夕刊の中面見開き「こちら女性編集室(通称 こち女)」のメンバーは
殆どが育休復帰後の時短活用中の女性らしいです。
今日は、その中のお一人の女性記者と対談しました。

静岡経済同友会主催の「女性が活躍できる環境整備」フォーラム
昨年から始まり、本日で第4回目の開催です。
お話を聴きに来られた方は、同友会の会員企業の経営者と人事担当者や行政の方など。

第1部では、3名のパネラーをお迎えして、私はコーディネータ役をやらせていただきました。
私が今日意識したことは、パネラーの育休取得者の3名の苦労話を引き出すことではなく
彼女たちのお話を聞いて、経営者や管理職(特に男性)が
「男女に働く意欲に差がないこと、むしろ女性のほうが向上心が高いこと」
「育児との両立の大変さや管理職になりたがらない女性が多いことの根底に
男性の働き方に問題があること」
そこに大きな課題であることに意識を持ってほしかった。

私が気負うこともなく、3名のパネラーが実体験とともに
上手にメッセージを伝えてくださったので、素晴らしい会になりました。

そして第2部の「こち女」の記者さんとの対談は
実例なので、説得力があり、経営者さんから好評だったようです。
ただ時間が足りなかったのが心残り。

この「こち女」企画は、昨年10月からスタートしたのでそろそろ10ヵ月になります。
「ふじのくになでしこ企業100宣」の中から、女性が活躍していて素敵だなと私が思う企業を
担当記者さんに企業情報として提供し、そして彼女が取材し記事にしていく。

この連携プレーを通して彼女の仕事の早さや、時短の中での段取りの良さ、
育児を経験した女性社員、時短を意識して仕事する女性社員は
正直、男性社員の何倍もの効率の良さ、視座の高差を持って働いていると思う。


『私らしく咲く』
このネーミングは、るるキャリアスタッフのブレーンストーミング会議で考えたもの。

そして、確実に100社の企業の女性社員たちは、蕾から咲きはじめました。
明日は「女性の戦力化 事例勉強会」を開催
「私らしく咲いた」事例を、参加される経営者さん、たくさん持ち寄ってくださることを期待します。

中小企業は、競いあうのではなく、知恵を出し合い協力しあう、という時代だと思います。
同じ志をもった企業様を集めての初の事例勉強会
経営者さん、管理職、人事ご担当者の生の取組やお悩みが聞けるのがとても楽しみ。
こち女に紹介できそうな企業が明日も増えそうです。

こち女記者と私の対談の第2部が面白かった!と終わったあとに
経営者さんが声をかけてきてくれたので
この対談企画は他でも展開できたらいいなicon12


■こち女「私らしく咲く」なでしこ企業
http://www.at-s.com/news/detail/1174131317.html

■ふじのくに なでしこ企業100宣言
http://www.uruoiplus.jp/fujinade.html