2015年07月28日

モンゴルリトリート日記 4日目


ウランバートルのメークリー市場
どこにもない、その土地の人々の暮らしが感じられる市場が大好き
テンションがあがります。

早朝は青空が見えていたのに、一転して7時ごろから雨が降り出した。
いよいよ今日からゲル&馬乗り生活が始まるというのにかなりひどい雨。
モンゴルの天気は気まぐれ、予定は暫定、時間にきちきちしない国民性は
人間の力ではどうにもコントロールできない天候からくるのかもしれない。

今日からの私たちのゲル生活が始まります。
出鼻をくじかれるようですが、
干魃がひどかったのでモンゴルにとっては恵みの雨です。


あいのりで使われたピンクのラブワゴンにマラソン大会の賞品 羊のユメコと荷物を乗せ
私たちは黒色ワゴン車に乗って、ウランバートルから50キロ離れたテレルジという国立公園へ。

車で走っていると、ウランバートルの町の中にもゲル地区があり
行政が区画 一区画700平米で販売しているとか
マイナス20度になったらコンクリートが固まってしまうので冬はビル建築できないとか。
新空港の工事で韓国の会社が入っていて、突貫工事が問題になってるとか。
高層ビルが流行っているが、そもそも高層が建てられる土壌じゃないとか。
そんなモンゴル事情をちかぽんから聞いているうちにメークリー市場へ到着。



1992年、まだ配給時代に設立された市場。
チーズ、野菜、肉魚市場はテンションあがりまくり。
ちかぽんは、私たちゲル生活4日間の食料品を買い込み
ピンクのラブワゴンへ積み込む。

モンゴルは野菜が採れないと聞いていたが
数年前からモンゴル産の野菜が増えてきて
中国産、ロシア産ものよりもモンゴル産が多かったのが意外。
いちごは昨年から静岡から輸入されるようになったり
日本のお米も玄米で輸入し、モンゴルで精米して食べるので美味しいらしい。

酸味があって少し甘いチーズなど試食。
日本では食べたことのない美味しさ。
燻製のひもチーズも買い込み、いよいよゲルへ!



途中、ドライブイン ゲル食堂に。
始めて足を踏み入れるゲル‼︎
電気調理器が完備されていました。

馬の腸詰め、馬の盲腸、ぎょうざにんにくの漬物
ミルクティーは塩けがあって美味しい。


羊の挽肉を挟んで揚げたピカタみたいな「ホーショール」
全く羊臭さがなく、アツアツを戴きました。


今日の宿泊地、テレルジ国立公園に着いたのは15時半。
荷物をゲルへ積み込み、手足を縛られワゴン車に乗っていたユメコもようやく解放されました。


羊はとてもデリケート、警戒心が強い。ユメコもかたまったまま微動だにしない。
知らない誰かに売られてしまうよりは、ちかぽんの牧場行きがユメコの幸せだと思うので
ユメコ、もうちょっとの辛抱だからね。


ひどい雨降りだったので今日は乗馬はないかな…と思いきや
ちかぽんから「雲の様子から晴れそうなので乗馬の準備をしてください〜」
「ドリマ先生パワーすごいです。ホントに晴れてきました!」
ちかぽん、モンゴル服に着替えて登場。

さてさて、動物があまり得意ではない私が馬と馴染めるのか。
今回のリトリート研修の目的、サイバートリーダーシップを学ぶ旅。
相手をコントロールするのではなく、奉仕の心・共感の心でリーダーシップをはかる。
馬に苦手意識を持たず、師弟関係はきちんとさせながらも
体も心もシンクロさせていけるのか・・・。




ヘルメットと脛当てを借りて、いよいよ乗馬レッスンです!
私が今日乗る馬の名前は、ツォギンホンゴル

「進め」は「チュョッ」、止まれは「ホウ」
この二つ言葉を教わり、こわごわ馬に跨ります。

ちょっとスピードが出ると怖いけど
チョゲイホンゴルを信じて、1時間程度のお試し乗馬。
草原の丘を越え、なんと気持ちの良い体験でしょうか‼︎

夕焼けがきれい。大自然の初日は結果的にはお天気、気持ちの良い乗馬となりました。


夕食は、隣のゲルに泊まってくれているコックさんの手料理。
雑炊スープと野菜サラダ。
ちかぽんの従業員、ガナンくんの12歳のお嬢さんが
私たちのゲルへお料理をお運びしてくれて感謝です。


ゲル宿泊1日目、昼間雨だったので、夜は冷え込む。
薪ストーヴを焚いてもらいました。
トイレはゲルキャンプ場にありましたが、お水の量が限られているので
今夜はシャワーは諦めることに。

  


Posted by 働く女子大学 校長 at 23:25Comments(0)校長のつぶやきグルメ&ワイン&日本酒