2018年07月29日
純米酒と私

「ゼロから分かる! 図解日本酒入門」刊行記念〜山本洋子氏トークショウin清水げんき&白隠正宗蒸シ燗を楽しんで
のイベントに参加、いやはや、昼から夜まで純米酒三昧、楽しかったです。
純米酒&酒肴セミナー講師、酒食ジャーナリストの山本洋子さんとツーショット、感激です!
思い起こせば、2012年11月17日(大雨の日)
掛川の大日本報徳社の大講堂で開催された
~静岡生まれ!「誉富士」の地酒で女子会~ に参加したときに
山本洋子さんに初めてお会いしました。
1坪の田んぼから純米酒1升ビン1本分のお酒が造れる
日本人が毎日1合のお酒を飲んだら、お米の消費量が増える
お話がもう衝撃的過ぎて
惹きこまれるように洋子さんの本を購入しサインしていただきました。


その時に購入した「純米酒BOOK」と今回購入した「図解日本酒入門」
掛川での日本酒の会では、とうもんの会の皆さまが
地の食材を使用したお料理をご用意してくださって(←これがめっちゃ日本酒に合った)
その時の使い捨て皿が地元の杉の木から作っていて(←使い捨てなのに、持ち帰って今でも大切に使っている)
「やっぱり純米が好き!」とあらためて思った6年前の洋子さんの講演会
るるキャリアを起業した直後だったので
「働く女子大学うるおいプラス」のイベントとして
洋子さんの日本酒の会が企画できたらいいなと思っていたのが
こんな形で再会できるとは・・・ご縁ですねー。
日本酒との思い出、更に思い起こせば・・・
大学生の頃は日本酒で潰れたことは数え切れず(きっと2級酒、普通酒だったのでしょう)
20代前半で地酒の「橋」さんに通うようになり、純米酒や吟醸酒という言葉を覚え
全国の地酒を知ることになる。
28歳でヴィノスやまざきさんに行くようになり
全国の地酒だけでなく静岡県内の地酒を覚え(この頃は磯自慢が多かったかな)
そのうち、大吟醸はちょいと苦手で、純米酒大好きの自分に気づき始め
日本酒の薀蓄は全くわからなくても、自分にとって美味しいお酒はわかるようになり
純米酒を飲み続けて早30年
蒸し燗といえば、名古屋の「大陣」さん
開店と同時に満席となる人気店のお話をしてくださった
沼津の地酒、白隠正宗の高嶋酒造 高嶋一孝さん
お米の研究家 誉富士を生み出した宮田祐二さん
そして「うどんげんき」の店主、松波岩徳さん


素人の私たちにわかりやすく解説してくださるプロフェッショナルの講師陣たち
とっても贅沢な時間でした!




蒸し燗の温度をバッチリ管理してくださった山本ひろきさん

今回の白隠正宗のラインナップ
げんきさんの肴も美味しかった~

洋子さんの本に必ず紹介されているひたし豆

高嶋さんおすすめ、だらだらと飲むつまみ、金山寺となまり節、太刀魚の干物、いぶりがっこ

つるむさらきのお浸し


洋子さんの本に載っていた、カマンベールと日本酒のチーズフォンデュ

7年寝かせた古酒も出していただきました!
懇親会「華音」さんまでプチバスツアー



冷酒も燗酒もどちらでも合う、華音さんの中華料理
新しい方との出会いもあり、テンションあがりまくりの一日でした。
2018年06月05日
ホスピタリティーに感動@賢島



ライブラリーとバーが融合したインテリアのゲストラウンジ
宿泊者は無料でお酒を楽しめます。
ゆったりとした時間の流れ
心もからだも浄化されていく

2日間の休暇を頂き
憧れの伊勢の賢島「伊勢観光ホテル」
2つのホテルライフを楽しむはずが
2日目早朝に、一旦戻らなければならないトラブル発生。
一泊目「ザ・クラシック」ホテルで夕食
二日目「ベイスイート」ホテルで夕食の予定だったのに…
事情をホテルの方に説明すると
すぐに再提案してくださった。
2日目の夕食のレストラン「ラ・メール ザ クラシック」を1日目に
1日目の夕食を「ザ・クラシック」を3日目のランチへ
変更するご提案をしてくださって。
二日目、始発電車に乗るのために5時20分に出発しようとしたら
出勤時間前なのに前日夜のスタッフが
朝食Boxを用意してくれて♡
ホスピタリティに感動しました!




夕陽の風景から一刻一刻と変わる夜空を眺めながらのお食事、最高のお誕生日
フレンチレストラン「ラ・メール 」
総料理長は、女性 樋口宏江(ひぐち ひろえ)シェフ
一皿一皿、見た目がほんと美しい!
繊細なお料理でした。
ホテル ザ・クラシックのレストラン

オードブル

伊勢海老クリームスープ

アメリカンソースの伊勢海老

黒鮑のステーキ
塩の利かせ方
焼き加減
すべてがパーフェクト
至福な時間でした。
2018年05月22日
安定感のある美味しさだけどチャレンジャー

一品目の前菜は、こしあぶらと桃の和え物
桃⁈
意外な組み合わせ、一品目から攻めてきます。

お造りは
鰹は白隠正宗の梅酒の梅酢をのせて
用宗港の鯵
かます
キンメ
そして生シラス

狩野川の鮎の塩焼き
カンカン娘の天ぷら
鳥貝のお寿司
花ズッキーニに瀬名のイノシシの肝のせ

お椀はミンククジラハリハリ風

天ぷらは
ぷりぷりの牡蠣
カサゴ
自然薯のあかちゃんいもっこ
川根温泉の源泉から作った塩と醤(ひしお)で。


桜えびと新茶の炊き込みご飯
スパークリングワイン一本空け
日本酒は夏限定の杉錦の純米吟醸
@とが路 さん
今日も美味しいお料理、ありがとうございました!
2018年04月22日
19年前にタイムスリップ日本酒

清水のすずき酒店「すず季」二度目の訪問です。

一杯目は「喜平」しぼりたて 純米 雄町


二杯目は「正雪」大吟醸 三年熟成

他の方は「立山」特別純米 生原酒 無濾過

母の煮物

純米大吟醸酒粕漬け ふじのくに豚ロース焼

三杯目は「黒帯」山廃純米

追加で四杯目 三和酒造の静こころ「鶯宿梅」
今は製造していないお酒
1999年の大吟醸酒を燗冷ましで。

〆のご飯とお味噌汁

店主手作りのパウンドケーキと紅茶

今回も、パウンドケーキに合わせて菊水のふなくち20年寝かしたものを飲ませていただきました。
シェリー酒のようでした!
日本酒とお食事のペアリング
奥が深い!
鈴木さん、今日も熱いトーク、ありがとうございました。
2018年04月06日
今日も出会いあり!ゼロ次会@ながた酒店

17時から営業している清水駅前銀座の
日本酒の立ち呑みバー「なが田酒店」
近くを通ったので、ふらっと立ち寄りました。
一杯目は、長野の松尾酒造 純米吟醸 生原酒「斑尾」
吟醸の風味がふわーと華やかで、しっかり系ではありながら
春にふさわしいお酒でした。
酒の肴は、塩と味噌が置いてあるので
それだけでも充分ですが
「まつなが豆腐」さんの厚揚げと大根の次郎長屋おでんを注文。
昆布出汁の旨味が染みこんだところに
超辛の柚子辛子をちょこっとのせて、美味しかった。
お隣りで飲んでいた方が、新潟のお酒を飲んでいたので
先日の新潟酒の陣に行った話をしたところ
山形在住、仙台勤務で、名古屋の出張の帰りらしい。
なぜ清水へ途中下車?
そんな話で盛り上がり

2杯目は、秋田の「新政」NO.6 R−type
ナンバーシックスの吟醸の華やかさに生酒らしい旨みが加わった感じでした。
でも、これは1杯目でいただいたほうが良かったかも…。
ひとしきり、日本酒談議で盛り上がったあと・・・
2011年東日本大震災後、気仙沼にボランティアに行った話や
山形の青年と知り合った話など
私としては、山形と仙台が案外近い!という軽ーい話のつもりが
7年経った今、未だに気仙沼の海岸線の風景は
震災直後と変わってない
阪神淡路大震災のような復興のスピード感がない
そんなお話をしてくださいました。
ボランティアに関わった時に気仙沼市民の番号もいただいていながら
その後、足を運んでいないし
あの時の被害(事故)を風化させてしまっている自分に
気づかせてもらえました。
ほんの30分の立ち飲み
お名前も訊くこともなかったけど
とても良い時間でした。
そうえば・・・
その方が面白いことを言っていました。
「いつ来ても、静岡は甘い匂いがする」
名古屋は、歌舞伎町と同じ匂い
東北は無臭
今まで街の匂いを意識したことがなかったので
JR静岡駅で降り立った時、深呼吸してみました。
確かに甘い匂いが・・・
立ち食い「富士見そば」の出汁の匂いでした。
これかな???
やっぱり一人飲みは面白い。大好きです。
2018年04月01日
最高級のフランス「ラカン産ピジョン(仔鳩)」


テリーヌの天才、原口広シェフのお店「ハラグチ ル・レストラン」
バータイムは何度か利用させていただいたことがあったのですが
初のフルコース!を戴きました。

アペリティフは、パルメザンチーズを薄く焼いたものと、ポンデケージョのようなもの
まず乾杯はシャンパンで。


一品目は
スプーンの上にのっているのは、うすいえんどうのペースト
その上に、真鯛をラヴィゴットソースで。
上品すぎる!一口で終わってしまう量
味の存在感は凄かった、美味しかったです。
シェフソムリエの金子さんがいらっしゃるので
ワインのセレクトは安心です。
シャンパンのあとは、白ワインシャブリをボトルでお願いしました。

テリーヌの天才の作品
野菜をふんだんに使った、富士山サーモンとホタテ
ポロ葱もとっても甘くて、バランスが絶妙でした。

ムール貝とアスパラガスのスープ、サフラン味で。

鰆のお料理
春菊・ほうれん草の火の通り加減が絶妙
椎茸とグリーンとホワイソース
お皿の色、目でも楽しませてくれます。

メイン料理は
完璧なる仔鳩「ラカン産仔鳩」
お皿の端っこに落っこちそうな状態でのっているモモが気になって
手でこのモモからかぶりつきました。
メインのお肉も美味しかったけど
正直この部位が一番美味しかったです。
このお肉に合わせて、ワインは
ブルゴーニュのピノノワールをセレクトしていただきました。

お腹も心も満たされて、いっぱいだったのに
ワインが美味しくて、ついついチーズを追加注文
そうそう、お料理とお酒、終わりのバランス
結構私の中での悩みです。
結局、グラスで赤ワインを追加注文(笑)

デザートの苺ミルク

3種のショコラ、220℃のキャラメル

キャフェ・ミニヤルディーズ
デザートがこんなにも出てくるとは!
3層ショコラは一気に上からスプーンで一緒に3種の味を味わう
キャラメルのアイスは香ばしくて濃厚で、初めての美味しさでした。
5年前に「働く女子大学うるおいプラス」開校イベントで
ご協力をいただいた女性お二人が
時を経て、今回の食事会でぎゅぎゅっと近づいて
なんだかとっても嬉しい夜でした。
■ハラグチ ル・レストラン
http://haraguchi0108.jp/
タグ :ハラグチ ル・レストラン原口広
2018年03月24日
女子会嫌いな女性たちの食事会 第2弾

雛壇と吊るし雛の飾りが今回の食事会にぴったり!
昨年12月に女子会嫌いな女性たちが何となく集まった
飲み会が楽しすぎて、同じメンバーでの第二弾を開催しました。

CNN LEADING WOMEN JAPANの5人の内のお一人に選ばれた、穴子の魚竹寿しの由美さん。
オリンピック優勝(連勝)のレスラー・吉田沙保里選手
ゴールドマン・サックス証券副会長キャシー・松井さん
世界的に知られた指揮者の西本智実さん
日本におけるエシカルジュエリー・デザインの第一人者である白木夏子さん
錚々たるメンバーのお一人に選ばれた方が静岡市に!!
麗しいお姿をみながら江戸前寿司を堪能させて頂くという
なんとも優美なひととときでした。

前菜三種

ひらめの昆布〆

まぐろづけ

まぐろ中トロ

シメサバ

鳥貝

煮ダコ

穴子

玉子
江戸前寿司はお醤油が要りません。
素材に合わせて、塩や柑橘、醤油、タレなど
しごとをしてあるのが特徴です。

「FUJINOSAKE 富士の酒」ブランドを立ち上げた榛葉冴子さんから
日本酒の差し入れがあり、お寿司のネタに合わせた飲み比べも楽しかったです。

カウンター横一列での企画会議(?)
初めてのスタイルで、濃厚な時間を楽しませていただきました。

偶然にも、Kimono「梅千代」の長谷川和代さんのバースデーで
私たちがお祝いできたのはとっても嬉しかったけど
きっと和代さんは特別の方と過ごしたかったのでは・・・とおもながらも
「誕生日だからこの日はちょっと・・・」とおっしゃらないのが男前な感じです。
和代さんの着物姿もとっても素敵でした。
由美さん、美味しいお寿司ありがとうございました。
仕事へ向き合う姿、とっても勉強になりました。
そして、この会をやろうと音頭を取っていただいた
和代さん、美貴さん、ありがとうございました!!
また次回お目にかかれるのが楽しみです。
それまでに、私も成長していたいな、と思います。
2018年03月18日
花の香 蔵出しと新酒を味わう@土井酒造場

「富士の酒(FUJINOSAKE)」ブランドを立ち上げた榛葉冴子さんと。
冴子さんは、開運(土井酒造場)の榛葉杜氏の奥さんでもあります。

純米吟醸 美山錦 「花の香」
明治13年まで幻の美酒「花の香」を造っていたとされる
「かごのはな」蔵元の子孫である鷲山恭彦さんが
「花の香」を復活させようと企画して始めたイベント
「蔵出しと新酒を味わう会」は今年で12年目になるそうです。

竹筒とオリジナルのお猪口がおしゃれ



地元の方々のご協力により
山菜や春野菜の天麩羅や
手打ちお蕎麦、サザエのつぼ焼き、などなど
12年、こういう活動が続いている。
土井酒造場さんが地元の方々に愛されているのがわかります。

土井酒造場の会長さんとも記念撮影!


東京農大の大根踊りも!

桜も1本だけですが、咲き始めてました。

春の宴にふさわしいお天気~。


東京の駒込学園高校の和太鼓部OB「疾風」
キラッキラしていた真ん中で太鼓叩いていた
北園涼介くんは大学2年生
2年後には猿之助さんに弟子入りし
歌舞伎役者になるそうです!
これからが楽しみです。
蔵人さんたちも一緒に呑んで、来場者たちをおもてなししてくださり
いやはや楽しく、美味しく、お天気も良く
最高な昼呑みイベントでした♡
■開運 土井酒造場
http://kaiunsake.com/
■富士の酒
https://fujinosake.com/page-18/
2018年03月12日
新潟グルメ&「ぽんしゅ館」

新潟県のソウルフード「タレカツ丼」
開港五港のひとつ「みなとまち」新潟市は、古くから西洋料理の盛んな街
その新潟市で長いあいだ食されてきたのが卵でとじない「タレかつ丼」らしい
タレかつ丼は、揚げたての薄めのとんかつを“甘辛醤油ダレ”にくぐらせて
ご飯にのせただけのシンプルなものです。
タレカツ丼発祥の地「とんかつ太郎」ではなく
「とんかつ政ちゃん」に行ってきました。(こちらも有名店のようです)
もも肉がポピュラーですが、私はヒレを注文。
しっとりとしたお肉で、タレの加減がちょうど良く
薄めのお肉なので、ペロリとたいらげてしまいました。

新潟と言えば「いぎそば」
「越後長岡 小嶋屋」さんに立ち寄りました。
そして、蕎麦やと言えば、やっぱり日本酒。

青唐辛子が入った蕎麦味噌がたまらなく美味しくって!

「へぎそば」はつるっとしていて喉ごし抜群でした。
そして〆はやっぱりココ!



新潟県の全酒蔵のお酒が飲める「ぽんしゅ館」







500円のコインで5杯飲めますので
二人で行けば10種のお酒が楽しめます。
どれも特徴があって美味しかったのですが
君の井酒造の「蔵秘伝」が美味しくて、4合瓶を買って帰りました。
酒処・新潟、堪能したけど、まだまだ行きたいお店ありすぎて
後ろ髪惹かれながら新幹線へ。
また来年「新潟酒の陣」に来ますね♡
2018年03月11日
老舗鮨屋 丸伊

新潟に行くなら行ってみてー!と
転機族で全国の美味しいお店を知り尽くしている
某広告代理店勤務のH川さんからご紹介された
老舗の鮨割烹「丸伊」さん
18時、暖簾をくぐったら、既にお客様でいっぱい。
カウンターには寿司職人さんがずらりといらっしゃる
一見強面の職人さんぽく見えたけど
みんな、とっても感じが良くて接客レベルが高い!
何を頼んで良いかわからなかったら
「極みと新潟和食」を勧めてくださったので
新潟づくしのコースとお造りをオーダーしました。

お酒は鶴齢の純米吟醸

お造り

前菜三品

のど黒の塩焼き

のっぺ汁

南蛮海老しんじょう揚げ


極みの握り寿司10カン


追加で、稲荷寿し
くるみ味噌入り 初めて食べました!

ねぎ巻き
胡麻油が効いててこれまた絶品でした。
静岡の小料理屋「車や」のご主人と奥様
情報提供してくださって、ありがとうございました♡