2013年03月13日
イエスノーを上手に伝える力

昨日3/12(火)、女子力アップ講座「イエスノーを上手に伝える力をつける」を開催しました。
小中学生を対象にしたスクールカウンセラーとしても定評、アサーティブジャパン認定講師
人気の谷澤久美子先生の講座です。
以前からアサーティブを学びたかったという司法書士のT美さん。
上司から仕事をどんどん振られ、自分の仕事が後回し
残業・休日出勤が増えて、そろそろ限界という公務員のM子さん。
上司と部下の中間の立場で振り回されている。
そのうえ、今月末で社員が一人辞め、仕事が膨らむ一方という営業事務のKちゃん。
まずは、自分自身の振り返り。
ドッカン…攻撃型、怒りを爆発させる
オロロ…やりたいこと、思っていることを口に出せない遠慮して言い出せない
ネッチー…ストレートに伝えられず、遠回しや皮肉ぽく伝えてしまう
どのタイプに当てはまるかチェックした後、隣の人と意見交換。
今回のうるプラ生徒は、オロロタイプが多かったでしょうか。
相手もことも自分のことも尊重し、自分の意見や気持ちをその場に適切な言い方で表現する
「アサーティブ」とは、についてレクチャーしていただきました。
谷澤先生の事例は、わかりやすく、楽しく。
4つの視点「誠実」「正直」「対等」「自己責任」で伝えていくのが良いとアドバイス。
「この仕事をお願い!」と上司に言われた場合
仕事を受けたい気持ちを伝え、今引き受けると納期に間に合わない事も伝えるのが“誠実”さであること。
飲み会を誘われたら断ると悪いと思っていたとしたら
「行きたいけど今日は体が辛いの。次も誘ってね」というのが“正直”さであること。
仕事を振られるたびに、負担感が大きくて、今にも爆発しそうな場合。
今まで言わなかった自分が悪いのでは?と思うのではなく
そのこともきちんと伝える。「今までお話しなかったのは私も悪いと思っているのですが ・・・」“自己責任”
普通に主張できる方からしてみると
こんなことは、当たり前でしょ。と思うかもしれません。
でも、立場が違うと言えない。
仕事は依頼されたらすべて引き受けると思っている。
そういう女子たちにとって、上手に主張することはハードルが高いこと。
波風を立たせないことがいいと思っても、一つだけ波風を立てる場所がある、と谷澤先生。
その場所とは「自分の心の中」ですよ。
言いたいことを言えず、溜めていると、オロロタイプがスーパードッカンになることも。
うまく主張できず、メンタルがつぶれてしまい、仕事ができなくなるケースも多い。
今回参加した女子たちは、視界が一気に広がった感じでした。
この日の講座をず~っと楽しみにしていた!という公務員のM子さんは
「6年間言えなかったことを、上手に上司に伝えられそうです。どう伝えるか、まずは下書きしてみます!」
と張り切って帰っていきました。
次回お会いするのが楽しみです

アサーションの本は、うるプラライブラリーにもありますので
ご興味ある方は、貸し出します(^^)v

「アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために」平木 典子 (著)

「アサーション・トレーニング 自分らしい感情表現: ラクに気持ちを伝えるために」土沼 雅子 (著)
◆4月5月の講座も続々アップしています。
詳しくは「働く女子大学 うるおいプラス」webをご覧ください。
http://www.uruoiplus.jp
皆さまのご参加をお待ちしてます♪
お問い合わせはinfo@uruoiplus.jpまでご連絡をお願いします。
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働く女子大学 うるおいプラス
校長 内田美紀子
054-252-8820
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